2018/06/29 和泉式部
おやすみなさ和泉式部
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式部というと紫式部が有名ですが、和泉式部も勅撰和歌集に246首の和歌を採られるほどの歌人でした。
小倉百人一首56番
あらざらむ この世の外の 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふこともがな
(意訳)
私いずれ死んじゃうんだけど
あの世へ逝く前にね
思い出と言っちゃなんだけど
もう一度だけどうしてもね
逢いたいんだけどダメかしら？
こんな感じでしょうか。
和泉式部の特徴は「とにかく恋にまつわる話が多い」ようで、藤原道長や紫式部からも窘められてしたようです。とは言え、それでも宮仕えを続けていたのですから、困り事よりも歌人の才能を認められていたのかもしれません。
往々にして小悪魔的な魅力は…なもんです。言わないですよ。ニヤニヤ。
自分は色気より食い気ですから、安心して続きます。
